タイピングを速くする方法は?小学生でも簡単に習得できる練習のコツを伝授!
2025年01月10日13時00分
令和3年以降、全国の小学生には一人一台のタブレットが配布され、デジタル機器を使った学習が普段の授業にも取り入れられました。いまやタブレットやパソコンでのタイピングは必須のスキルです!
でも、タイピングって難しいし、どうやって勉強すればよいのかわからないですよね。この記事では、タイピングが速い人の特徴や、タイピングを始める前に知っておきたいローマ字のポイント、そして小学生にもわかりやすい基本的な練習方法を紹介します♪
タイピングが速くできると、授業や宿題がよりスムーズに進むだけでなく、将来にも役立つデジタルスキルを速いうちから身につけることができます。少しずつ練習して、タイピングマスターを目指しましょう!
そもそもタイピングって何?なんで必要なの?
タイピングとは、パソコンやタブレットのキーボードを使って文字を打つことです。たとえば、友だちにメールを送るときや、ゲームでキャラクターの名前を入力するとき、学校の調べ学習でインターネットを使うときなどにタイピングをします。
たとえば「犬」と入力したいときは、「i」「nu」というキーを順番に押します。これを速く正確にできるようになると、作文を書いたり、クイズの答えを検索したりするときにとても役立んですよ!
授業や宿題が効率的に進められる◎
タイピングが速くなると、授業や宿題をスムーズに進められるようになります。最近では、パソコンやタブレットを使って調べ学習をしたり、作文やレポートを作成したりすることが増えていますよね。タイピングが遅いと、文字を打つのに時間がかかり、せっかくのアイデアをまとめる前に疲れてしまうこともあります。でも、タイピングスピードが上がると、考えたことをすぐに文字にできるので、作業がどんどん進みます◎
たとえば、調べ学習で「地球温暖化」について調べたいとき、キーワードをサッと打ち込めば、たくさんの情報をすばやく探せます。また、作文や日記を書くときにも、タイピングが速いと考えるスピードに追いついて文字を打てるので、内容をまとめやすくなります。タイピングが得意になれば、勉強がもっと楽しく、効率的になりますよ!
将来役に立つデジタルスキルをゲット!
今の時代、パソコンやタブレットは学校でも仕事でも必須の道具ですよね。今のうちからデジタルスキルをしっかり身につけておくと、将来に向けて準備ができ、どんな分野の仕事や勉強でも役に立つスキルをゲットすることができます!
将来、仕事をするようになると、書類作成やメールのやり取りなど、パソコンでの作業が欠かせなくなります。タイピングが速いと、その分短時間で多くの情報を入力でき、他の作業にも余裕を持って取り組めるようになります◎
タイピングスキルは、ただ速く打つためだけでなく、将来のさまざまな場面で役立つ「デジタル力」となります。今のうちから少しずつ練習を続けて、楽しみながらスキルを身につけていきましょう♪
タイピングが速い人の特徴
タイピングが速い人たちはいったいどんなところに気をつけているかわかりますか?
見ないで打つこと?一分間に500回以上キータイプができること?
もちろんそれらも大切ですが、タイピングが速い人たちが一番気を付けているのは「タイピングの基礎」となる2つのポイントなんです!ここでは、タイピングが速い人がどのようなポイントに意識しているのかを紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
①キーボードの位置を覚えている
ポイント①はキーボードの配置をしっかりと覚えているということ!
タイピングが速い人は、キーボードのキーの位置をしっかり覚えています。キーボードの配置を覚えられると、画面を見ながら手元を確認せずに文字が打てる「タッチタイピング」もいずれできるようになります◎
両手の指を使って、指ごとに担当するキーを覚えていくとスムーズに覚えられます。毎日練習すれば、どの指でどのキーを押せばいいのか、自然に頭に入っていきますよ!
②正確に入力できる
ポイント②は文字を正確に入力できること!
タイピングが速い人は、入力の「正確さ」も大切にしています。たとえ速く入力できても、間違いが多いと直すのに時間がかかってしまうため、かえって効率が下がってしまいます。そのため、タイピングが上手な人ほど、まずは正確にキーを押すことを心がけているんです!
正確さを身につけるには、ゆっくりでもいいので最初は確実にキーを押す練習をしましょう。少しずつ慣れてくるとスピードも上がり、ミスが減ります。最初は指の動きや手元を確認しながら練習し、徐々に指の感覚だけで打てるようになるとタイピングの精度もぐんと高まりますよ!
タイピングを始める前に…
タイピングをスムーズに行うには、まず「アルファベット」と「ローマ字」の基礎を理解しておくのがおすすめです。パソコンのキーボードで日本語を入力するには「ローマ字入力」と「かな入力」がありますが、ほとんどの場合は「ローマ字入力」を使います。
ローマ字入力では、日本語の発音に合わせてアルファベットを組み合わせて文字を入力します。そのためローマ字の知識があるとスムーズにタイピングが始められますよ!
ローマ字を勉強してみよう!
ローマ字は、日本語の音をアルファベットで表す方法です。「あ」なら「A」、「い」なら「I」というように、ひらがなやカタカナの発音にアルファベットを当てはめていきます。たとえば、「かきくけこ」はそれぞれ「KA」「KI」「KU」「KE」「KO」と書くことができます。ローマ字を覚えると、どのキーを押せばどの文字が出るかがわかり、タイピングがスムーズにできるようになります。
ローマ字を覚えるには、簡単な単語から始めてみるのがおすすめです。たとえば、「いぬ(INU)」や「さる(SARU)」、「きじ(KIJI)」など、身近なものをローマ字で入力する練習をしてみましょう。また、「あいうえお」を「A I U E O」と書くように、母音から覚えていくのもおすすめです。
少しずつローマ字に慣れて、楽しくタイピングを始めてみましょう!
【小学生向け】タイピング速度をUPするための基本的な練習方法
まずはキーボードを見てみましょう。たくさんのキーがあって、それぞれに大切な役割があることがわかりますね。こんなにたくさん覚えることがあって心配……。というそこのアナタ、ご安心ください!これからご紹介する基礎ポイントを押さえて練習すれば大丈夫です◎
基礎をマスターすれば、あとは練習あるのみ!「はじめの一歩」となるこれらのポイントを確実に習得しましょう。
逆にここで紹介するような基礎的なポイントを押さえていないと、いつまでたってもタイピングスキルを上達させることはできません。
「千里の道も一歩から」ということわざの通り、難しいことでも、まず手近なところから着実に努力を重ねていくことが重要です!
指をホームポジションに合わせる
タイピング速度UPするための練習方法その①は、指をホームポジションに合わせること!
ホームポジションとは、左手の人差し指を「F」、右手の人差し指を「J」に置くことを基本とする位置です。ホームポジションを基準に、他の指を正しい位置に置くことで、すぐにキーにアクセスしやすくなります。これに慣れると、キーボードを見ずに打つ練習がしやすくなります◎
一本指タイピングはNG!一本指でタイピングは上達しません。両手を使って、決められた指でキーを打てるようになりましょう。
まずは、両手の人差し指がそれぞれ「F」と「J」に置かれているか確認し、その隣のキーに中指、薬指、小指を順番に置いてみましょう。この位置からスタートすることで、タイピングが自然と速くなっていきますよ♪
アルファベットの位置を覚える
タイピング速度UPするための練習方法その②は、アルファベットの位置を覚えること!
アルファベットと数字の配置を覚えることも重要なポイント。キーボードの位置を体で覚えることで、入力がスムーズになります。アルファベットはかな文字よりも数が少ないので、覚えるキーも少なくてすみ、指を動かす範囲も狭くてラクです。
まずは、「A」「S」「D」など、ホームポジションに近いキーから順に覚えていくと覚えやすいですよ。1日に少しずつ練習し、毎日続けることで自然と体に位置が定着していきます◎
母音を見ずに打つ
タイピング速度UPするための練習方法その③は、母音である「い・う・お・あ・え」を見ずに打つこと!
なぜ「あ・い・う・え・お」ではなく「い・う・お・あ・え」で練習したほうが良いかというと「い・う・お」と「あ・え」はそれぞれキーの位置が近く練習しやすいためです。
まずは、この5つのキーを見ずに打てるようになると、他の文字も打ちやすくなります。母音は日本語のほとんどの単語に含まれているため、母音をタイピングする練習は、入力スピードを速くするためのカギなんです♪
「い・う・お・あ・え」を入力する際は、画面を見ながら指だけで位置を覚えることを意識してみましょう。たとえば、「あ行」のキーに慣れてきたら、次は「か行」「さ行」といった他の行も練習すると、全体的にタイピングが速くなりますよ!
声に出しながら言葉を入力する
タイピング速度UPするための練習方法その④は、声に出しながら言葉を入力すること!
文字を目で追いながら、単語を声に出して読み、さらに指を動かして練習すると、五感が刺激されて、タイピングが体にスッとなじんでいきます。
この方法は特に覚えにくいキーを覚えるときにピッタリです。家で練習するときには、声を出しながら自分が打っているキーを意識して、楽しく練習してみましょう♪
短い単語から練習してみよう!
タイピング練習は、まず短い単語から始めると続けやすいです。「たけ(TAKE)」「かぐや(KAGUYA)」「つき(TUKI)」など、2文字や3文字の単語を入力し、少しずつ難しい単語にチャレンジしてみましょう!
短い単語のタイピングに慣れたら、文章を打つ練習にも挑戦してみましょう。毎日少しずつ練習を重ねることで、タイピングスピードが少しずつ上がり、長い単語や文章も打てるようになりますよ♪
初級者向けのタイピングゲームで練習!
タイピング速度を上げるには、楽しみながら練習できるタイピングゲームが飽きずに続けられておすすめです。ここでは、特に初心者や小学生におすすめのタイピングゲームを紹介します。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね☆
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「ポコ★タイピング」は『小学生のためのタイピングスタディブック』と連携したタイピングゲームです。このゲームはストーリー形式のため、飽きずにタイピングの練習ができます◎
セットの書籍の解説ページは、「ホームポジション」「アルファベットとローマ字」など、小学生がつまずきがちなポイントを選んで詳しく解説しています。ゲームの“攻略本”として書籍を活用することで、タイピングに必要な内容をしっかり学習できます。
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まとめ:タイピングを速くするために
タイピングをマスターすれば、パソコンでいろいろなことにチャレンジできるようになり、時間を有効に使うことができます。タイピングは、毎日少しずつ練習することで確実に上達するスキル。
タイピングが上達するにはとにかく続けることが肝心です。この記事で紹介した練習方法やタイピングゲームを使って、自分のペースで少しずつ練習を続け、楽しくタイピングスキルを身につけましょう!