【物理学賞】まんがで振り返るノーベル賞!
2023年10月03日17時00分
まんがで振り返るノーベル賞<物理学賞>
ノーベル物理学賞は10月3日(火)発表!
「ガッコミ」では過去のノーベル物理学賞の受賞者に関するまんがを掲載中!
この機会に物理学の偉業に触れてみてはいかがでしょうか。
日本人初のノーベル賞受賞者 湯川秀樹
湯川秀樹(1907年-1981年)は、1934年に当時未知な存在だった粒子を「中間子」と名付け理論的に予測する、大胆な学説を発表。
当時の学会では冷ややかな反応をされるが、1937年に宇宙線の観測から中間子と思われる粒子が発見され、中間子の存在を予想していた湯川の論文は世界中の注目を集めた。
この研究により1949年に日本人として初めてノーベル賞(物理学賞)を受賞。湯川の受賞は、終戦のショックが残る日本に勇気と希望を与えるものだった。
湯川秀樹のマンガはこちら!
(『新しい伝記EX マンガ 名言で読む感動の偉人伝 自分らしく生きた人々』第3話)
20世紀最高の物理学者 アインシュタイン
アルベルト・アインシュタイン(1879年-1955年)は数々の科学的業績から「20世紀最高の物理学者」とも評されてる。光電効果の法則の発見により1921年度にノーベル物理学賞を受賞した。
晩年、アインシュタインは自分自身の研究や行動が第二次世界大戦での原爆投下につながったことを深く後悔し、平和のための活動にも積極的に参加。今回掲載する作品では、当時の彼の葛藤と苦悩にもフォーカスしている。
アインシュタインのマンガはこちら!
(『新しい伝記EX マンガ 名言で読む感動の偉人伝 愛と勇気にあふれた人々』第4話)
体の内部を映し出した レントゲン
ヴィルヘルム・レントゲン(1845年-1923年)は、X線を発見し、その功績から第1回のノーベル物理学賞を受賞。現在でも病院や空港の手荷物検査で利用される“レントゲン”につながる大発見だった。
当時は新聞に大きく取り上げられ、骨を見せるショーが開催されるほど注目を集めた。
また、なかには「X線により服の中が透けて見えたり、考えたことがばれたりするのでは」と不安になる人が出たといわれている。
レントゲンのマンガはこちら!
(『学研まんが新ひみつシリーズ 医学のひみつ』第6話)