【生理学・医学賞】まんがで振り返るノーベル賞!

2023年10月02日17時00分

まんがで振り返るノーベル賞<生理学・医学賞>

ノーベル生理学・医学賞は10月2日(月)発表!

今年のノーベル賞が10月2日(月)から順次発表されます。「ガッコミ」では過去のノーベル生理学・医学賞の受賞者に関するまんがを掲載中!
この機会に医学の偉業に触れてみてはいかがでしょうか


史上最強の病原体ハンター コッホ

ロベルト・コッホ(1843年-1910年)は細菌学の父と呼ばれ、結核に関する研究の業績により1905年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
コッホは培養液をゼラチンで固めて観察することで病気の原因となる微生物を突き止めるなど、実験の達人でした。コッホが結核菌発見を発表した3月24日は、世界結核デーとされ、結核について考える日になっています。

コッホのマンガはこちら!

(医学のひみつ 第5話)


細菌と戦う“ミクロの剣”「ペニシリン」の発見者 フレミング

アレクサンダー・フレミング(1881年-1955年)は世界初の抗生物質・ペニシリンの発見者です。その功績から、ハワード・フローリー、エルンスト・チェーンとともに1945年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。

フレミングは、夏休みの間に放置していた細菌の培養器に青カビを生やしてしまいますが、その青カビの周りには細菌が繁殖していないことに気づき、「ペニシリン」の発見につながりました。この発見は、医学の歴史上もっとも重要な発見ともいわれています。

フレミングのマンガはこちら!

(医学のひみつ 第6話)


医療の未来を変えた研究者 山中伸弥

山中伸弥(1962年-)は、iPS細胞の作製に成功し、2012年にジョン・ガードンとともにノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

さまざまな挫折を経験しつつも研究医としての道を進み、体中の各種臓器や組織に成長することのできるiPS細胞を作り出すことに成功しました。再生医療の切り札として、大きな期待が寄せられています。

iPS細胞の「i」は、当時流行していた音楽プレイヤー「iPod」にあやかり、iPodのように広く普及してほしいという願いを込めて小文字の「i」とされたのです。

山中伸弥のマンガはこちら!

(医学のひみつ 第7話)


他の分野の受賞者も続々紹介予定!