4月28日（金）に、宮沢賢治原作のコミカライズ作品『銀河鉄道の夜』の掲載をスタートいたしました。

未定稿のまま遺された『銀河鉄道の夜』

宮沢賢治は、大正・昭和時代の詩人・童話作家。農学校の教師をしながら、詩や童話を執筆。『セロ弾きのゴーシュ』『注文の多い料理店』等の童話や、詩『雨ニモマケズ』など名作を多数創作。
賢治は、晩年まで『銀河鉄道の夜』の推敲に取り組んでいましたが、未定稿のまま亡くなったため、研究者の間でも様々な解釈がなされています。

本格コミカライズ作品　ジュニア名作シリーズ『銀河鉄道の夜』とは

マンガジュニア名作シリーズは、文学作品を小中学生向けにかみ砕いてマンガ化するシリーズ。同シリーズ『銀河鉄道の夜』は、マンガ家・木野陽による本格コミカライズ作品です。難解な部分もある宮沢賢治の原作を、多様な資料をもとに考証・解釈し、なるべく原作の場面を端折ることなくわかりやすく再構成しています。

また、親しみやすいキャクターデザインにし、見開きの大ゴマを多用した漫画で、迫力ある銀河を美しく描いている。ふりがなや脚注もついています。原作ファンはもちろん、子どもから大人まで楽しめる作品！

▲「Chapter1 午後の授業」より冒頭のシーン

▲原作の魅力をそのままにわかりやすく再構成。「Chapter5 天気輪の柱」より

▲親しみやすいキャクターデザインと迫力ある作画も本作の魅力。「Chapter6 銀河ステーション」より

ガッコミでは『銀河鉄道の夜』を隔週で掲載予定です。

続きもお楽しみに！