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【慣用句20選】小学生で覚えたい慣用句一覧! 意味や「ことわざ」との違いもスッキリ解説 ☆楽しく覚えるクイズ付き☆

【慣用句20選】小学生で覚えたい慣用句一覧! 意味や「ことわざ」との違いもスッキリ解説 ☆楽しく覚えるクイズ付き☆

2026年09月30日10時30分

「猫をかぶる」「風上にも置けない」「尻を拭う」などなど……。

「どうしてそんな言い方をするのかな?」と思うようなことばのなかには、じつはたくさんの「慣用句」がかくれています。慣用句をたくさん知っていると、自分の気持ちや様子をぴったりなことばで伝えられるようになって、読書や作文がもっと楽しくなりますよ!

この記事では、小学生のうちに覚えておきたい人気の慣用句20選を、意味や使い方といっしょに分かりやすく紹介します。似ている「ことわざ」との違いや、最後には確認用の穴埋めクイズも用意しました!

ぜひ最後まで読んで、慣用句マスターを目指してみてくださいね◎

【一目でわかる】慣用句20選 意味一覧表

慣用句(読み) 意味
いたちごっこ 競争や対立をいつまでもくり返し、決着がつかないこと。
うなぎ登り(うなぎのぼり) 休みなくどんどん上がったり、増えたりするようす。
鯖を読む(さばをよむ) 自分に都合のよいように、数をごまかして言う。
天狗になる(てんぐになる) 自分が優れていると得意になり、うぬぼれていい気になる。
猫をかぶる(ねこをかぶる) 本当の性質をかくして、おとなしそうに見せかける。
風上にも置けない(かざかみにもおけない) 仲間にすることができないくらい、行いや性質がひどい。
高嶺の花(たかねのはな) 見ているだけで、自分の手には入りそうにないもの。
梨のつぶて(なしのつぶて) 手紙やメールを送っても、返事がないことや、便りがないこと。
道草を食う(みちくさをくう) ある場所への行き来の途中で、ほかのことをして時間をとる。
藪から棒(やぶからぼう) 急に物事を行うこと。特に相手がとまどう言動を行うこと。
揚げ足をとる(あげあしをとる) 言いそこなったことばやまちがいをとらえて、からかったり悪口を言ったりする。
一目置く(いちもくおく) 相手が自分より優れていると認めて、敬意をはらう。
尻を拭う(しりをぬぐう) 他人の失敗などの後始末をする。
二の足を踏む(にのあしをふむ) 気が進まなくて、グズグズする。
眉に唾を付ける(まゆにつばをつける) だまされないように用心する。
襟を正す(えりをただす) 身なりや姿勢をきちんとして、気持ちを引きしめる。
胡麻をする(ごまをする) 自分が得をするため、相手にくっつき、へつらって機嫌をとる。
白羽の矢が立つ(しらはのやがたつ) たくさんの中から注目され、選び出される。
二足の草鞋を履く(にそくのわらじをはく) ひとりが、ふたつの職業を持つこと。
火蓋を切る(ひぶたをきる) 戦争や競技などを始める。

この記事は『5秒でわかる』シリーズを参考に作成しています

本記事は、Gakkenの大人気シリーズ『5秒でわかる』をもとに作成しています。クスッと笑えるイラストと言いかえを通して、小学生のうちに覚えておきたいことばが楽しく自然に身につく大人気シリーズです。

現在、慣用句についても学べる『5秒でわかることわざ図鑑』ガッコミで全ページ無料公開中!
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そもそも慣用句とは何? わかりやすく解説!

慣用句(かんようく)とは、2つ以上のことばが決まった組み合わせで使われ、元のことばとはちがう「特別な意味」を表すようになったことばのことです。

例)猫をかぶる… 本物の猫をあたまの上に乗せる(かぶる)のではなく、「本当の性質をかくして、おとなしそうに見せかける」という意味になります。

例)尻を拭う… 実際に汚れたお尻をふくわけではなく、「他人の失敗などの後始末をする」という意味で使われます。

このように、ことば通りの意味ではなく、特別な意味に変わるのが慣用句のおもしろいところです。

ことわざと慣用句の違いは?

さて、慣用句とよく似たことばとして、「ことわざ」があります。
「慣用句」と「ことわざ」はなにが違うのでしょうか?

「ことわざ」は、昔の人々から言い伝えられてきたことばで、生活の知恵や教訓(生きていくうえでのアドバイス)が込められているのが特徴です。世の中の真理や皮肉を、別のものにたとえる「比喩(ひゆ)」を使って表現したものが多くあります。

いっぽうで「慣用句」は、ふたつ以上のことばがつながって特別な意味を表すもので、生活の知恵や教訓が基本的に含まれません。ここが「ことわざ」との大きな違いです。

ただし、広い意味では「ことわざ」も「慣用句」の仲間に含まれます。ふたつはことばとしての性質が重なる部分が多く、はっきりと区別できないものもたくさんあります。そのため、「ことわざでもあり、慣用句でもある」と考えても間違いではありません。

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【慣用句20選】中学受験にもよく出る! 慣用句の意味・語源・使い方

ここからは、小学生のうちに必ず押さえておきたい「慣用句20選」をひとつずつ見ていきます!
中学受験のテストや国語の授業でもよく登場する重要なことばばかりを集めました。

慣用句は、ことばの意味だけでなく「なぜその言い方をするようになったのか」ということばの成り立ち(語源)や、実際の使い方といっしょに覚えるのがコツです。
「生きもの」「自然」「体・顔」「身の回りのもの」の4つのカテゴリーに分けて分かりやすく紹介しますので、最後までチェックしてみてくださいね!

生きものの慣用句

猫や魚など、生きものが使われている慣用句を集めました。
生きものの習性や姿がことばの由来になっていて、イメージしやすいのが特徴です。
どんな意味や場面で使われるのか、覚えていきましょう!

いたちごっこ

【意味】競争や対立をいつまでもくり返し、決着がつかないこと。
【語源】「いたちごっこ、ねずみごっこ」と言いながら、相手の手の甲をつまみ合い、手を重ねていく子どもの遊びから。
【使い方】交通違反をする人と警察のいたちごっこが続く。

うなぎ登り(うなぎのぼり)

【意味】休みなくどんどん上がったり、増えたりするようす。
【語源】ウナギが水中をまっすぐ上がっていくようすから。
【使い方】ものの値段がうなぎ登りに上がる。

鯖を読む(さばをよむ)

【意味】自分に都合のよいように、数をごまかして言う。
【語源】魚市場で魚を数えるとき、サバはいたみやすいので、急いで売るために数を早口で数えてごまかしたことから。
【使い方】本当は18歳なのに、20歳だと鯖を読む。

天狗になる(てんぐになる)

【意味】自分が優れていると得意になり、うぬぼれていい気になる。
【語源】得意になるようすを「鼻が高い」といい、天狗は鼻が高いことから。
【使い方】人より上手にできたからといって、天狗になるな。

猫をかぶる(ねこをかぶる)

【意味】本当の性質をかくして、おとなしそうに見せかける。
【語源】ネズミをとるときはきょうぼうなのに、飼い主の前ではおとなしくするネコのようすから。
【使い方】妹は家ではおしゃべりだが、学校では猫をかぶっている。

出典:『5秒でわかる慣用句図鑑』

自然の慣用句

風や花、果物や草木など、自然や植物にちなんだ慣用句をご紹介します。
風景を思い浮かべながら、意味や使い方をチェックしてみてくださいね。

風上にも置けない(かざかみにもおけない)

【意味】仲間にすることができないくらい、行いや性質がひどい。
【語源】くさいものを風上(風がふいてくる方向)に置くわけにはいかないということから。
【使い方】ずるをして勝つなんて、スポーツマンの風上にも置けない。

高嶺の花(たかねのはな)

【意味】見ているだけで、自分の手には入りそうにないもの。
【語源】高い山にある花は、手に取ることはできず、見ることしかできないということから。
【使い方】あんなに高いマウンテンバイクなど、ぼくには高嶺の花だ。

梨のつぶて(なしのつぶて)

【意味】手紙やメールを送っても、返事がないことや、便りがないこと。
【語源】つぶて(投げた小石)がもどってこないことから。
【参考】果物の「梨」に同じ読みの「無し」の意味をもたせている。
【使い方】転校した友人に手紙を出しても、梨のつぶてだ。

道草を食う(みちくさをくう)

【意味】ある場所への行き来の途中で、ほかのことをして時間をとる。
【語源】馬が道端の草を食べて、なかなか進まないことから。
【使い方】道草を食って、約束の時間におくれる。

藪から棒(やぶからぼう)

【意味】急に物事を行うこと。特に相手がとまどう言動を行うこと。
【語源】やぶにかくれていて、突然、棒をつき出すことから。
【使い方】藪から棒に失恋の話が始まっておどろいた。

出典:『5秒でわかる慣用句図鑑』

体・顔の慣用句

「足」「目」「お尻」「眉毛(まゆげ)」など、私たちの体や顔のパーツを使った慣用句です。
自分の体を動かしたりイメージしたりしてみるのもいいかもしれませんね♪

揚げ足をとる(あげあしをとる)

【意味】言いそこなったことばやまちがいをとらえて、からかったり悪口を言ったりする。
【語源】「揚げ足」は、すもうや柔道で、うき上がった足。この足を取ってたおすことから。
【使い方】人の揚げ足を取るのはよくない。

一目置く(いちもくおく)

【意味】相手が自分より優れていると認めて、敬意をはらう。
【語源】囲碁で、弱いほうが先に石をひとつ置いて打ち始めることから。
【使い方】勉強が得意なあの子は、みんなから一目置かれている。

尻を拭う(しりをぬぐう)

【意味】他人の失敗などの後始末をする。
【語源】他人の尻のよごれを拭う(ふきとる)ということから。
【使い方】弟の失敗の尻を拭う。

二の足を踏む(にのあしをふむ)

【意味】気が進まなくて、グズグズする。
【語源】一歩進んだ後、二歩目は足踏みするということから。
【使い方】おもしろそうな本を見つけたが、値段が高くて二の足を踏む。

眉に唾を付ける(まゆにつばをつける)

【意味】だまされないように用心する。
【語源】キツネやタヌキは人をだます動物といわれ、眉に唾を付けるとだまされないとされていたことから。
【使い方】あやしげな話を、眉に唾を付けて聞く。

出典:『5秒でわかる慣用句図鑑』

身の回りのものの慣用句

食べ物、道具や履き物など、身近なものが使われている慣用句を集めました。
昔の暮らしや道具が由来になっていることばも多く、意味を知ると昔の人の生活が見えてくるのが面白いところです。
さっそく確認してみましょう!

襟を正す(えりをただす)

【意味】身なりや姿勢をきちんとして、気持ちを引きしめる。
【語源】あらたまったとき、着物のえりもとを直すしぐさから生まれたことば。
【使い方】校長先生の話を、襟を正して聞く。

胡麻をする(ごまをする)

【意味】自分が得をするため、相手にくっつき、へつらって機嫌をとる。
【語源】胡麻をすると、すりばちに胡麻がべたべたとつくことから。
【使い方】姉はおこづかいをもらうために祖母に胡麻をすっている。

白羽の矢が立つ(しらはのやがたつ)

【意味】たくさんの中から注目され、選び出される。
【語源】昔、いけにえとなる少女の家の屋根に、神が白い羽の矢を立てたという話から。
【使い方】運動会の選手宣誓は兄に白羽の矢が立った。

二足の草鞋を履く(にそくのわらじをはく)

【意味】ひとりが、ふたつの職業を持つこと。
【語源】昔、博徒(ばくちを職業のようにしている人)が、罪人をとらえる仕事もしたことから。
【使い方】医者と作家の二足の草鞋を履く。

火蓋を切る(ひぶたをきる)

【意味】戦争や競技などを始める。
【語源】火縄銃の火蓋を開けて、火をつける準備をすることから。
【使い方】熱戦の火蓋を切る。

出典:『5秒でわかる慣用句図鑑』

慣用句 穴埋めクイズ5問

紹介した「慣用句20選」、知っていることばはいくつありましたか?
意味はもちろん、成り立ち(語源)まで確かめてみると、「えっ、そんな由来があったの!?」とびっくりするような新しい発見がたくさんあったのではないでしょうか?
ただ、せっかく面白い語源を知っても、一度読んだだけでは忘れてしまいがちですよね。

そこで、今回紹介した慣用句がしっかり身についているかチェックできる、5問の穴埋めクイズを用意しました!
「  」に入るぴったりのことばを当ててみてくださいね。
全問正解できたら、文句なしの「慣用句マスター」です! ぜひ挑戦してみてください♪

①「 」をかぶる

「  」に入る正解はどれかな?

ア: 犬
イ: 猫
ウ: 鳥

『5秒でわかる慣用句図鑑』からのヒント:
この慣用句を言いかえると… おとなしいふりをする

②「 」のつぶて

「  」に入る正解はどれかな?

ア: りんご
イ: 桃
ウ: 梨

『5秒でわかる慣用句図鑑』からのヒント:
この慣用句を言いかえると… 連絡なし

③「 」を拭う

「  」に入る正解はどれかな?

ア: 汗
イ: 尻
ウ: 手

『5秒でわかる慣用句図鑑』からのヒント:
この慣用句を言いかえると… 後始末

④「 」羽の矢が立つ

「  」に入る正解はどれかな?

ア: 白
イ: 黒
ウ: 赤

『5秒でわかる慣用句図鑑』からのヒント:
この慣用句を言いかえると… 君に決めた!

⑤「 」をする

「  」に入る正解はどれかな?

ア: 大根
イ: いも
ウ: 胡麻

『5秒でわかる慣用句図鑑』からのヒント:
この慣用句を言いかえると… お世辞

有名なことわざ 穴埋めクイズ 答え

①イ 「猫」をかぶる
②ウ 「梨」のつぶて
③イ 「尻」を拭う
④ア 「白」羽の矢が立つ
⑤ウ 「胡麻」をする

クイズは何問正解できましたか?
もし、間違えてしまったなという問題があるなら、ぜひもう一度この記事を読み直してみてくださいね。

「もっとクイズに挑戦したい!」という方は、こちらの記事もチェック!
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5秒でわかる慣用句図鑑

編:Gakken
絵:U‐suke、秀、伊藤ハムスター、かねこもとき
定価:1,320円 (税込)

 

 

まとめ:慣用句をおぼえて、使ってみよう!

今回は、小学生のうちに覚えておきたい人気の「慣用句」を20選ご紹介しました!
慣用句の意味や語源を知ると、ことばの面白さを学びながら、自分の気持ちや様子をより豊かに表現できるようになります。テストや中学受験はもちろん、日々の読書や作文にも役立つ大切な知識です。
まずは気になったことばから、会話や文章で少しずつ使ってみましょう。慣用句を楽しくマスターして、ことばの世界をどんどん広げていってくださいね!