【小学生の自由研究】防災に強くなる! 調べ学習で「防災博士」になろう!
2025年08月24日10時00分
毎年のように地震や台風などの災害がニュースになる今。
皆さんは、自分の住んでいる地域では、どんな災害が起きるか知っていますか?
どこに避難するのか、家族と話し合ったことはありますか?
防災をテーマに調べることで、自分の命や家族を守る力を身につけることができます。
この記事では、自由研究に使える防災のテーマや進め方をわかりやすく紹介します。工作・体験・調べ学習など、楽しく学べるアイデアもたくさん! 夏休みの自由研究で、みんなの安全を守る「防災博士」をめざしてみませんか?
なぜ今「防災」が大事なの? 自由研究にぴったりの理由
ニュースで見かけるだけでなく、自分の住んでいる地域でもいつ起きるかわからないからこそ、「防災」はとても大切なテーマです。特に自由研究では、「自分のくらしと関係のあることを調べてみよう」という考え方がポイント。
たとえば、「避難場所はどこ?」「非常食って何があるの?」など、身の回りにある疑問をきっかけにして、自分だけの研究を深めることができます。
地震や台風、水害……。 身近な自然災害を知ろう
日本では、地震や台風、大雨による水害など、いろいろな自然災害が起きやすいことを知っていますか?
たとえば、地震は日本のどこでも起こる可能性があり、台風は夏から秋にかけて毎年のように上陸します。川があふれたり、土砂崩れが起きたりすることもあります。
こうした災害は、「自分の住んでいる場所でも起きるかもしれない」と考えることが大切です。自由研究では、自分の地域で起きやすい災害について調べたり、過去にどんな災害があったかを調べたりすることで、防災についての理解を深めることができます。まずは「どんな災害があるのか」を知るところからはじめてみましょう。
ニュースだけじゃわからない! 防災と私たちのくらしの関係
災害が起きると、ニュースでは「被害の大きさ」や「避難のようす」が伝えられます。
でも、実は私たちの毎日のくらしの中にも、防災とつながっていることがたくさんあります。たとえば、おうちにある非常食や、学校での避難訓練、通学路の安全なども防災のひとつ。
自由研究では、こうした身の回りの防災を調べてみるのもおすすめです。ニュースでは見えない「自分ごと」として防災を考えることで、もしものときにどう行動すればいいかが見えてきます。日常のなかにある防災を見つけて、家族や友達と話し合ってみると、新しい気づきがあるかもしれません。
【小学生向け】防災に関する自由研究のアイデア5選
防災をテーマにした自由研究には、調べるだけでなく体験したり、工作したりできるアイデアがたくさんあります。ここでは、小学生でも取り組みやすい「防災」に関する自由研究テーマを5つ紹介します。どれも身近なことばかりなので、自分の興味にあわせて楽しく進めてみましょう!
①非常持ち出し袋の中身を調べよう|家族で話し合ってみよう
災害が起きたときにすぐに避難できるよう、家には「非常持ち出し袋」を用意しておくことがすすめられています。
この自由研究では、まず自分の家に非常袋があるかどうかを確認してみましょう。なければ、防災サイトなどを参考にしながら、中に入れるべき物を調べてリストアップしてみます。実際にスーパーやドラッグストアで買える物を調べたり、家族と「どんな物が必要か」を話し合ったりするのもおすすめです。「なぜそれが必要なのか?」も一緒に考えることで、防災への理解が深まります。
②町の「防災マップ」を作ってみよう|避難場所を調査
自分の住んでいる町には、どこに避難場所があるか知っていますか?
もし知らなかったら、ぜひ家や学校から歩いて行ける避難場所や、災害時に危険な場所を調べて、オリジナルの「防災マップ」を作ってみましょう。市区町村のホームページやハザードマップを見たり、実際に歩いて確認することで、地域のことがよくわかります。道路の広さや坂道の有無など、避難のしやすさも考えてまとめると、より本格的な研究になります。地図に色をつけたりイラストを描いたりすると、見た目もわかりやすく仕上がりますよ。
③災害時の食事を実験|「非常食」を食べて感想を書こう
災害時は電気やガス、水道が使えなくなることもあるため、保存がきく「非常食」が大切です。この研究では、実際に非常食を食べてみて、味や作り方、食べやすさなどを体験して記録します。
レトルトご飯や缶詰、乾パンなど、さまざまな非常食がありますが、どれが食べやすく、どれが作るのに手間がかかるかなどを比べてみましょう。また、水が使える状況や使えない状況など、災害時の状況を考えながら感想をまとめてみるのもいいでしょう。
食べる前と後の写真を撮って、感想を書きながらまとめると、実感のこもった研究になります。自分で「おすすめの非常食ランキング」をつくってみるのもおすすめです♪
④新聞・ネットで調べてみよう|日本の災害の歴史
未来に起こるかもしれない災害に備えるために、過去の災害について学んでみましょう。
この自由研究では、地震や台風、大雨などによる大きな災害について新聞やインターネットで調べてみます。
「いつ・どこで・どんな被害があったのか」「そのとき人々はどう行動したのか」などをまとめることで、災害の恐ろしさとともに、助け合いや備えの大切さが見えてきます。地図や年表を使ってまとめると、見る人にもわかりやすくなります。調べたことをもとに、「自分ならどう行動するか」を書き添えると、さらに深い内容になりますよ。
⑤自分で工作|手作りの地震体験マシンや液状化実験
工作や実験が好きな人におすすめなのが、地震や液状化現象を再現できる防災実験です。
たとえば、段ボールやゴムを使って揺れを再現する「地震体験マシン」や、土や水、重りを使って液状化のしくみを観察する実験があります。
作る過程や実験中の写真を記録し、「どうしてこうなるのか?」を自分の言葉で説明できるようにすると、科学の視点からもすばらしい研究になります。おうちの人と一緒に挑戦してみるのもおすすめです。
自由研究の進め方:防災を調べてまとめる4ステップ
防災をテーマにした自由研究は、正しい手順で進めることで、より深く、わかりやすくまとめることができます。ここでは、小学生でも取り組みやすい4つのステップに分けて、自由研究の進め方を紹介します。テーマ選びからまとめ方まで、順番にやっていけば、自然と「防災博士」に近づけますよ!
ステップ1:テーマを決めよう!興味のある災害を選ぶコツ
まずは、どんな災害について調べるかを決めましょう。
「地震ってどうして起こるの?」「うちの近くの避難場所ってどこ?」など、少しでも気になったことがあれば、それが立派な研究テーマになります。
最初からむずかしいことを選ばず、「自分に関係がある」「実際に調べられそう」なテーマを選ぶのがポイントです。たとえば、非常食を比べたり、家の防災グッズを調べたりするのもOK。興味があることを選ぶと、楽しく調べ続けることができ、良い研究につながります。
ステップ2:本やインターネットで情報を集める方法
防災についてくわしく調べるには、本やインターネットがとても役に立ちます。まずは、本から探してみましょう。図書館や本屋さんには、防災や災害についてわかりやすく書かれた本がたくさんあります。イラストや写真が多い本を選ぶと、初めて学ぶ内容でもスッと頭に入りやすいですよ。
インターネットを使うときは、信頼できるサイトを選ぶことが大切です。たとえば、住んでいる地域の市役所や町のホームページでは、ハザードマップや避難場所の情報を調べることができます。
そして、もっと手軽に調べたい人には「ガッコミ」もおすすめ!
防災について学べる学研まんがが無料で読めるので、楽しく学びながら自由研究のヒントが見つかるかもしれません。まんがだからこそわかる「災害時の行動」や「命を守る知恵」など、読んでいるうちに自然と防災の知識が身につきますよ。
【くわしく知ろう!】ガッコミで読める防災の本
ステップ3:写真・イラスト・グラフを使ってまとめよう
自由研究は「見てわかる」ことがとても大事です。調べたことをただ文章にするだけでなく、写真やイラスト、グラフなどを使って見やすくまとめてみましょう。
たとえば、防災グッズの写真を撮ったり、非常食の味をくらべる表をつくったりすると、読み手にもわかりやすく伝えることができます。模造紙を使ってレイアウトを工夫したり、色をつけたりして、見た目にも楽しい研究に仕上げましょう。小学生らしい手書きのイラストや感想を加えると、オリジナリティもアップします。
ステップ4:感想や気づきをしっかり書こう!自分の考えが大事
自由研究で大切なのは、「調べたこと」だけでなく、「それを通して何を感じたか」「何を学んだか」をしっかり書くことです。たとえば、「非常食はおいしいだけじゃなく、作りやすさも大事だとわかった」「自分の家の近くに川があることに気づいたから、水害の対策を考えたい」など、自分の気づきを言葉にすることで、研究がぐっと深まります。先生や友達に伝えたいことを思い浮かべながら書くと、自分だけのオリジナルな自由研究になりますよ。
まとめ:防災の自由研究で「自分と家族の命を守る力」を育てよう
防災をテーマにした自由研究は、知識を増やすだけでなく、実際に命を守るための「力」になります。
自分のくらしとつながるテーマを選んで調べたり、体験したりすることで、「もしものとき」にどう行動すればいいのかが見えてきます。この夏、防災の自由研究にチャレンジして、自分と家族の未来を守る「防災博士」になってみませんか?
研究したことを家族や友達とシェアして、防災の輪を広げよう
自由研究で学んだことは、自分の中だけにとどめておくのではなく、家族や友達にも伝えてみましょう。「避難場所ってどこにあるか知ってる?」「非常食、家にある?」といった会話が、防災について考えるきっかけになります。
研究の成果を学校で発表したり、模造紙やまとめノートをリビングに貼っておいたりすると、家族みんなで防災意識を高めることができます。自分の学びが、まわりの人を守るきっかけにもなる――それが、防災の自由研究のすごいところです。ぜひ、今年の自由研究に悩んでいる人は「防災」を研究テーマにしてみてくださいね。