• トップ
  • おしらせ
  • トランプ大統領ってどんな人? 加速するアメリカ・ファーストについてわかりやすく解説!|小学生のためのニュース通信
トランプ大統領ってどんな人? 加速するアメリカ・ファーストについてわかりやすく解説!|小学生のためのニュース通信

トランプ大統領ってどんな人? 加速するアメリカ・ファーストについてわかりやすく解説!|小学生のためのニュース通信

2025年08月21日10時00分

2024年のアメリカ大統領選挙で歴史的な再選を果たしたドナルド・トランプ大統領。

なにかと話題を呼ぶトランプ大統領ですが、「トランプ大統領ってどんな人?」「アメリカ・ファーストって何を意味するの?」といった疑問をもつ人も多いのではないでしょうか。

この記事では、トランプ大統領の人物像やこれまでの政策、そしてアメリカ大統領選のしくみについて、やさしくていねいに解説します。ニュースでよく聞く“アメリカ第一主義”や“移民政策”  “関税”などのキーワードも、意味がしっかりわかるように紹介していきます。これからのアメリカ、そして世界の動きを知るための第一歩として、ぜひ読んでみてくださいね♪

トランプ大統領が再び当選! どんな人なの?

2024年のアメリカ大統領選挙で共和党のドナルド・トランプさんは、民主党のカマラ・ハリスさんを破り、二度目の当選を果たしました。

トランプさんは2017年から2021年にかけても大統領をつとめていましたが、二期目を目指した2020年の大統領選挙では民主党のジョー・バイデン元大統領に敗れてしまっていました。

歴史的に見ても一度再選に失敗してから、もう一度当選するということは非常にまれであり、今回のトランプ大統領の再選にはアメリカ国内のみならず、世界中の人々が注目しています。

また、2025年1月20日にはトランプ大統領の就任式が行われましたが、その時点でトランプさんはなんと78歳7か月! これは大統領の就任時年齢として史上最高齢になります。

彼の強いリーダーシップや、ズバッとはっきりものを言うスタイルに共感する人も多くいる一方で、その発言は大きな議論をよぶこともあります。

実業家からテレビスター、そして大統領へ

トランプさんはもともと政治家ではなく、大きなビルやホテルをいくつも持つ「不動産会社の社長さん」でした。もともと成功した実業家として知られていて、アメリカではとてもお金持ちで有名な人物でした。

また、テレビ番組にもたくさん出演していて、リアリティ番組『アプレンティス』では「You’re fired!(クビだ!)」というセリフが話題になり、一躍時の人に!

そんなトランプさんが「政治の世界」に入ったのは、アメリカの人たちの不満や不安の声を受け止めたいという考えがあったからです。経験はなくても、「国を変えたい」という強い気持ちと言葉が、多くの人の心を動かしました。

なぜアメリカの多くの人がトランプ氏を選んだの?

アメリカでは、生活の中で不安や困りごとを感じている人がたくさんいます。

たとえば、仕事がなくなってしまった人や、物の値段が高くて困っている人たちです。トランプ大統領は、そんな人たちに向かって「アメリカを強くする」「あなたたちの声を聞く」と力強く話しました。

また、海外からの輸入品や移民の問題についても、アメリカの利益を優先する姿勢をはっきりと示しました。こうした「はっきりものを言うところ」や「自分の国を守るという姿勢」にひかれて、多くの人がトランプさんに期待を寄せました。賛成・反対の声は分かれますが、「変化を求める声」がトランプ氏の再選を後押ししたことは確かです。

アメリカ大統領選のしくみ

アメリカの大統領選びは、日本の選挙とは少しちがいます。全国でたくさんの人が投票するのは同じですが、勝敗は「選挙人(せんきょにん)」と呼ばれる人の数で決まります。

アメリカには50の州があり、人口の多い州ほど選挙人の数が多くなります。それぞれの州で、どの候補に票が多く入ったかを決め、その州の選挙人たちはその候補に票を入れるのです。

全部の州の選挙人を合わせて、過半数をとった候補が大統領になります。つまり、全国でいちばん票を集めた人が必ずしも勝つとは限らないというしくみです。

トランプ大統領の政策とは? アメリカを変えようとする考え

トランプ大統領は、「アメリカをもっと強く、豊かにしたい」という思いを持って、さまざまな政策を行っています。その中心にあるのが「アメリカ・ファースト」という考え方です。

これは、他の国よりもアメリカの利益を大切にするという意味で、国内の工場や仕事を守ったり、外国からの輸入品に高い関税をかけたりする政策につながっています。また、外国から入ってくる人(移民)についてのルールも厳しくしようとしています。

こうした政策には、アメリカ国内の人々から「生活がよくなる」と期待する声もありますが、一方で「世界との関係が悪くなるのでは」と心配する声もあります。

「アメリカ・ファースト(アメリカ第一主義)」って何?

「アメリカ・ファースト」とは、「アメリカをいちばんに考える」というトランプ大統領のスローガンです。アメリカ国内で働く人たちの仕事を守ったり、自分の国で作られたものを大切にしたりすることを目指しています。

たとえば、外国からの安い商品ばかり買っていると、アメリカで作られる商品が売れなくなってしまいます。そこでトランプ大統領は、外国から入ってくる商品に高い関税(かんぜい)をかけて、アメリカの会社を守ろうとしています。

この考え方は、一部の人たちから強く支持されていますが、他の国との貿易や関係に影響を与えることもあり、いろいろな意見があります。

関税についてくわしく知りたいかたはこちら☞https://gakcomic.gakken.jp/viewer/?content_id=c8924d1aeba34f899490e178b2fcbbd1

移民政策や貿易のルールはどう変わる?

トランプ大統領は、外国からアメリカにやってくる人(移民)に対して、これまでよりも厳しいルールを作ろうとしています。これは、不法にアメリカに入ってくる人が増えると、仕事がうばわれたり、治安が悪くなるという心配があるからです。

また、貿易のルールも大きく変えました。たとえば、中国や日本など、外国からアメリカに物を売るときにかかる税金(関税)を高くして、アメリカ国内の商品が売れやすくなるようにしています。

こうした政策には、アメリカの産業を守るという目的がありますが、国どうしの関係が悪くなることもあるので、世界中がその動きを注目しています。

大統領としての1期目と2期目のちがい

トランプ大統領は、2017年から2021年までの4年間に1期目の大統領をつとめ、2024年の選挙でふたたび選ばれました。1期目と2期目では、アメリカをどう変えようとしているのかに少しちがいがあります。

1期目では、とくに「移民対策」や「税金の見直し」に力を入れてきました。国内の工場や仕事を守るため、外国との貿易のルールを大きく変えたことも特徴です。

そして、2期目では、これまでの政策をもっと進める形で「アメリカ第一」の考え方をさらに強く出し、外国からの輸入品に高い関税をかけたり、エネルギーをアメリカ国内でまかなうことを進めたりしています。また、不法移民の対策もさらに強化されています。

1期目(2017〜2021)の実績と問題点

トランプ大統領の1期目では、「アメリカを強く、豊かにする」という目標のもと、さまざまな政策が行われました。メキシコとの国境に“壁”を作る工事を始め、不法にアメリカへ入ってくる人を減らそうとしました。また、石油や石炭をどんどん使うことで、国内の産業を守る方針もとられました。

一方で、環境保護についてはあまり力を入れず、地球温暖化への対策をゆるめたことに批判もありました。そして、2020年に広がった新型コロナウイルスへの対応では、対策が遅れたという声が多く、国内で意見が大きく分かれました。

1期目のトランプ政権は、「国内を優先する」という点で強い印象を残しましたが、そのぶん意見のぶつかり合いも多かった4年間だったといえます。

トランプ大統領が世界に与える影響

トランプ大統領が再びアメリカのリーダーになったことで、アメリカの中だけでなく、世界中にもさまざまな影響が出ています。アメリカは世界の中でも大きな力を持つ国なので、その大統領が何を考え、どんな行動をするかはとても重要です。

トランプ大統領は「アメリカ第一主義」をかかげ、自分の国を優先する政策をとってきました。その結果、アメリカと他の国との関係が変わったり、国の中でも意見が分かれたりしています。

これからも、トランプ大統領がどんなふうに国を動かしていくのか、そして世界がそれにどう反応するのかが注目されています。

アメリカ国内で広がる分断と団結

トランプ大統領の言動や政策には、はっきりとした意見が多くあります。そのため、アメリカの中では「トランプさんを応援する人」と「反対する人」とで、考えが大きく分かれています。

たとえば、一期目のときも移民問題や新型コロナへの対応について、意見がぶつかり合う場面も多くありました。でも一方で、「国を変えてほしい」「自分たちの声を聞いてほしい」と願う人たちが団結して、トランプさんを支えているのも事実です。

他の国との関係はどう変化するの?

トランプ大統領は、「アメリカの利益をいちばんに考える」という立場から、いろいろな国との関係を見直しています。その影響で、世界の国々とのあいだに緊張(きんちょう)が生まれることもあります。

とくに注目されているのが、ウクライナとロシアの戦争に対するアメリカの対応です。トランプさんは「アメリカは無駄な戦争にかかわるべきでない」と考えており、これまでの支援のしかたを変える可能性があると注目されています。

また、アメリカと中国の関係もとてもピリピリしています。経済や軍事のことでおたがいにけん制し合い、ふたつの国がどうなるのか、世界中が見守っているのです。

関税をかけたり、同盟関係を見直したりすることで、アメリカは強さを見せようとしています。その一方で、「協力し合うより、自分の国だけを守ろうとしていないか?」と、ほかの国から批判されることもしばしばです。

トランプ大統領の外交(がいこう)は、これからの世界の動きに大きな影響をあたえる可能性があるため、多くの国が注目しています。

まとめ:これからのアメリカとトランプ大統領|私たちが知っておくべきこと

トランプ大統領が再び選ばれたことで、アメリカはまた新しい道を進もうとしています。

トランプ大統領の任期中は「アメリカ・ファースト」という考え方をもとに、自分の国を一番に守る政策がこれからも続いていくでしょう。

その一方で、アメリカの中では意見のちがいや対立もあり、国の中をひとつにまとめることのむずかしさも見えてきました。また、外国との関係にも変化があり、日本をふくめた多くの国に影響が広がっています。

ニュースで見る出来事のうらには、「なぜそうなったのか」「だれがどんなことを考えているのか」を知ることが大切です。これからの世界を見つめるためにも、トランプ大統領の動きとアメリカの変化に、しっかり目を向けていきましょう。

もっと知りたい人へ|まんがでトランプ大統領を学ぼう!
『まんがでよくわかる! ニュースのことば』

「トランプ大統領ってどんな人なのか、もっとくわしく知りたい!」

そんなときは、ガッコミで無料公開中の『まんがでよくわかる!ニュースのことば』がぴったりです。
実際のニュースをもとに、イラストとストーリーでわかりやすくトランプ大統領の考え方や政策を紹介しています。

気になるニュースがもっと身近になるチャンス!
他にも「大阪万博」「関税」「ICT教育」など、今知っておきたいテーマがそろっています。

ニュースのまんがを無料で読むならガッコミで!

今知っておきたいニュースに関するお話も読める「ガッコミ」は、Gakkenが運営する無料のまんがポータルサイトです。子どもから大人まで楽しめる作品が満載で、歴史や科学、ゲームを題材にしたまんがが定期的に更新されています。学びながら楽しめる作品がそろっており、家族みんなで楽しむことができます。

心がうごく、世界が広がるまんがサイト ガッコミ

【ガッコミ 3つの特長】

1. 豊富なジャンルのまんがが読める!

歴史や科学の知識を深められる「学研まんが NEW日本の歴史」シリーズや、人気ゲーム「桃太郎電鉄」を題材にした地理・歴史攻略まんがなど、幅広いジャンルを網羅。定番のロングセラー作品も多数掲載されています。

2. 誰でも利用できて無料で楽しめる♪

登録不要で、すべての作品を無料で読むことができます。低年齢層のユーザーにも使いやすいデザインが特徴で、簡単にまんがを探して楽しむことができます。

3. いつでもどこでも読めるオンライン形式◎

スマホやタブレット、PCから簡単にアクセス可能。通勤・通学の合間やリラックスタイムなど、好きな時間にまんがを楽しむことができます
ガッコミは、学びとエンターテインメントを両立させた新しい形のまんがポータルサイトです。歴史や科学、ゲームの世界に浸りながら、知識と感動を手に入れましょう。